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 第6章  回転(R)と尺度変更(R)
 Q1  回転(R)と尺度変更(R)のミックスは有る?
  Ans1  回転(R)と尺度変更(R)のミックスの例。


 Ans1 回転(R)と尺度変更(R)のミックスの例。(位置合わせ<align>)
 
(1)下図の[湯沸室]の<シンク>を左側の壁にくっつけて、かつ長さも壁と同じにしたいと思います。
   シンクの①と壁の角の①シンクの②と壁の角の②を合わせます。

 [位置合わせ<align>]は、回転の(R)と尺度変更の(R)をミックスしたコマンドです。

 

(2)キーボードから <align>と入力します。(AutoCAD LT には、アイコンはありません。)

 オブジェクトを選択: マウスでシンクを選択します。

 

(3)
 第 1 のソース点を指定: マウスでシンクの①を指示します。

 
 
(4)
 第 1 の目的点を指定: マウスで壁の①を指示します。

 

(5)
 第 2 のソース点を指定: マウスでシンクの②を指示します。

 

(6)
 第 2 の目的点を指定: マウスで壁の②を指示します。

 

(7)
 第 3 のソース点を指定 または <続ける>:
 キーボードからEnterを押します。

 位置合わせ点にオブジェクトを尺度変更しますか? [はい(Y)/いいえ(N)] <N>:  キーボードから <Y> と入力します。

 下図のように、シンクは壁と平行に回転し、かつ壁と同じ長さに尺度変更されています。

 

 (注)上記で、[はい(Y)/いいえ(N)] <N>:  の時、<N> と入力すると
    回転の[R]と同じになります。